何とかならないものか 2006 3 13

 「ダマシ」とは、いったん上がると見せかけておいて、
急落し、その後、上昇相場になる場合などがあるでしょう(下の図)。

 これに対し、ベテラン投資家は、こう言います。
「我々ベテランは、こういうダマシを見破って、うまく行動できる」。
 はたして、そうか。
その時の日経平均株価の分足チャートを確認してみる。
すると、「ダマシ」が起きた時間帯は、
日経平均株価が、いったん急落したが、すぐ急回復した局面なのです。
 つまり、これは、ダマシではなく、
単純に、日経平均株価が下落したから、この銘柄も、下落し、
日経平均株価が回復したから、この銘柄も、もとの上昇相場に戻ったのです。
つまり、この銘柄の動きは、日経平均株価の動きに連動しただけです。
 何とかならないものか。
こんなことをやっているから、
「デイトレーダーとして、生き残れるのは、1割程度」となるのです。
 デイトレーダーにとって、こうした厳しい環境にしているのは、
デイトレーダー自身です。
 チャートの形がよくなってきた。
さあ、出動だ。
ところが、急落。
「何で」と思って、日経平均株価を見てみると、急落していた。
仕方なく、損切り。
しかし、また、チャートの形がよくなってきた。
そこで、再出動。
 こんなことをやっているから、不必要な売買が増えるのです。
その結果、証券取引所のコンピュータに、余計な負担がかかるのです。






















































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